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『クレイジーキャッツ ハラホロ盤』

 2007-10-01
 前回は『クレイジーキャッツ ホンダラ盤』(以下『ホンダラ盤』)について書きましたが、今回はそれの続編とでも言う内容の『クレイジーキャッツ ハラホロ盤』(以下『ハラホロ盤』。東芝EMI。05・1・26発売。2枚組み。定価3,200円)について。
 
 『ホンダラ盤』は1961年から1967年までの曲を収録していますが、この『ハラホロ盤』は1967年から1995年までの曲を収録しています。
 1枚目には21曲、2枚目には18曲の全39曲のこちらもボリュームある内容。
 ブックレットには、1967年から1995年までのクレイジーキャッツの歴史などを書いた4ページの解説、曲ごとの発表年月日と簡単な解説が付いています。
 CDの受け皿には24枚のジャケット写真が載っています。
 (レコードが15枚、CDシングルが9枚)

○Disc1
 1967年に発売された「万葉集」から1986年の「実年行進曲/新五万節」までの全21曲を収録。
 かつて「志村けんのだいじょうぶだぁ」でよく流れていた「ウンジャラゲ」(志村バージョンが本家だと思ってました)、「スーダラ節」のリメイク版、「スーダラ節’79」(編曲は宮川泰氏)、大瀧詠一氏が作曲と編曲を担当した「実年行進曲」や谷啓さんが歌う「おらぁグズラだど」「オムライスチョンボNo.5」(「ひらけ!ポンキッキ」で流れていたそうです。1983年発売)など、温故知新ものやレアな音源が楽しめます。

・ウンジャラゲ/植木等、ハナ肇とクレイジーキャッツ(1969年)
 作詞:藤田敏雄 作曲・編曲:宮川泰

 いつもの「青島・萩原」コンビではない曲ですが、全く違和感がありません。
 「月曜日はウンジャラゲ 火曜日はハンジャラゲ……」など分かったようで分からない摩訶不思議な歌詞と、徹底的に軽いノリのリズムにメロディー、植木さんの肩の力を抜きまくった歌いぶりが実に素晴らしいです。
 金曜日、土曜日、日曜日はイメージが結びつきやすいですけどね。

 2番の歌詞が「あけみちゃんはウンジャラゲ みどりちゃんはハンジャラゲ……」とよく分からない世界に突入ですw
 (推測ですが、あけみちゃんは三沢あけみさん、みどりちゃんは五月みどりさん、はるみちゃんは都はるみさん、さゆりちゃんは吉永小百合さん、じゅんこちゃんは藤純子さん?、みえちゃんは中尾ミエさん、からとられたのでしょうかね?)

 3番は「サラリーマンはウンジャラゲ お役人はハンジャラゲ……」と、やっぱり分かるような分からないようなw「みんなそろってランラランラランラン」となるあたり、私は「いつかこういう日が来るといいな」などとジョン・レノンの「イマジン」を考えてしまいます。
 そうか、この曲はイマジンよりも先に世界平和を歌った曲だったのか!(それは無い)

 途中一瞬ワルツのリズムになるところなど、聞いていてはっとさせられるものがあります。
 このあたりセンスがいいな、と思いますね。

 YouTubeに、「植木等ショー」(1967年?)の時の映像があるので、ご紹介。坂本九さんに森光子さんのお姿も!
 ttp://jp.youtube.com/watch?v=9jiRWdtYCIM
(削除されてしまいました)

・毎度毎度のおさそいに/植木等とオフィスレディス(1983年)
 作詞:伊藤アキラ 作曲・編曲:はやし・こば

 解説によると、大正漢方胃腸薬のCMに出演していた植木さんが歌っていたのだそうです。私はリアルタイムで見た(聞いた)記憶が無いのですが、スマッシュヒットしたそうで。

 明と暗が入れ替わる曲の構成は、「ハイそれまでョ」にも通じるものがありますし(こちらは「メジャー→マイナー→メジャー」という構成ですが)、これもノリのよい曲調がとても好きです。
 歌詞の内容も、「スーダラ節」っぽく、「わかっちゃいるけど やめられねぇ」といった人間の弱さといとおしさが表現されているように思います。

○Disc2
 
 こちらは’90年の「スーダラ伝説」から’95年8月の「サーフィン伝説/FUN×4」までに加え、ボーナストラックとして、映画などでは披露されたものの、結局レコード化されなかった「笑って笑って幸せに」を収録。
 「花と小父さん」は、『スーダラ伝説』に収録されたバージョンとは異なり、裕木奈江さんとのデュエットバージョン。シングルバージョンか?
 谷啓さんの歌も4曲収録されてます。

 ・スーダラ伝説/植木等(1990年)
 編曲:宮川泰

 全部で14曲(2回登場する「スーダラ節」を入れれば15曲)、11分近くにわたる壮大なメドレー。
 「スーダラ節」に始まり、「無責任一代男」、「ドント節」などのメジャーな曲中心ながらも、「ウンジャラゲ」も取り上げているのが嬉しいところ。
 全体的に華やかかつにぎやかな感じです。特にラストは「第九」と「スーダラ節」の見事なまでの融合が圧巻です。
 そういえば、1990年に植木さんが紅白に出場した時の歌がこの曲でしたっけ。さすがに短縮されてはいましたが。
 YouTubeにその時の映像がアップされていますので、興味のある方はご覧下さい。
 曲の終わりはまるで番組のエンディングかと思うようなにぎやかさです(笑)。
 (削除されたので、別のアドレスを以下に。内容は同じです)
 ttp://jp.youtube.com/watch?v=7oRuSXhG6xM
(これも削除されてしまいました)

・二十一世紀音頭/植木等(1991年)
 作詞:伊藤アキラ 作曲:三波春夫 編曲:井上鑑

 作曲が三波春夫さんという時点ですご過ぎですw
 随所で沖縄民謡のフレーズが出てくるのが印象的。

・針切じいさんのロケン・ロール(いや、どうもヴァージョン)[The Purple People Eater]/植木等
 作詞・作曲:Sheb Wooley 訳詞:さくらももこ 編曲:RINKY O'HEN

 原曲を聞いたことは無いですが、外国の曲なのですね。編曲の「RINKY O'HEN」(臨機応変?)は多分大瀧詠一氏の変名でしょうね。
 解説によると、この「いや、どうもヴァージョン」は未発表とのことです。
 「そのあと腰痛 足もとふらふら」の後の歌詞が、テレビで流れていたのは「とってもはりきり」だったはずですが、「はりきりすぎたかな」となってます。他にもいろいろ違いがあるのでしょうか。オリジナルバージョンのCDは聞いたことが無いので、詳しくは分かりませんが……
 さくらももこさんの書く歌詞は、青島さんなどと比べると深みには欠けますが、軽さは表現できているかな、という感じでしょうか。
 大瀧氏が編曲ですが、いつものゴージャスなサウンドではなく、幾分すっきりした音になってます。

・笑って笑って幸せに/ハナ肇とクレイジーキャッツ
 作詞:山口あかり 作曲:平尾昌晃 編曲:森岡賢一郎

 解説によると、1969年1月公開の映画『クレイジーのぶちゃむくれ大発見』で流れた曲で、1968年夏の『植木等ショー』では、藤田まことさんや谷啓さんと歌ったこともあるとの事です。
 シングル発売が予定されていたものの、結局未発売。

 歌詞の内容は、シンプルといえばシンプルですが、それが分かりやすさをかもし出し、聞く者の心にすっと入り込んでくる良さがあります。
 [笑って笑って幸せに」、この言葉はとっても大事なことだと思います。余裕がなくなると笑顔も消えがちになりますし、そうなると気持ちが落ち込んでしまいますからね。
 余裕を持って、気楽に考えて、笑いを保ち続けたいものです。
 でも、随所で現れるメンバーの笑い声はかなりヤケッパチ気味な感じはありますけれど(笑)。
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