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『月刊アクション』創刊号(7月号)感想(後編)

 2013-05-27
前回の記事では『アクション仮面』と『アクレキ』の感想を書きましたが、
後編となる今回は
『ガール メイ キル』(板倉梓さん)
『カリュクス』(岬下部せすなさん)
の2作品の感想です。

・『ガール メイ キル』(板倉梓さん)

以前、書店でもらったチラシに本作のイメージイラストが載っていたのですが
こちらでも見ることができます)、
そこにはナイフを持って返り血を浴びた笑顔の女の子が描かれていて、
「何という殺伐……!」と一人ガクブルしたものです(多少誇張)。

ですから期待と共に若干の心配(自分が本作についてゆけるか)がありましたが、
まったくの杞憂でしたね!

殺伐というよりはハードでスリリングな作品で、
可愛いけどマフィアの少女・芽衣と
運悪く巻き込まれてしまった青年・五本木の今後がとても気になります!

■敵か味方か、それが全ての世界で

ところで本誌の公式ブログでの作品紹介にて、
セクシー要員として期待していたキャラの留華さんですが、
(彼女も芽衣たちと同じマフィアですが)
終盤にてまさかあんなことになるなんて……。

まあネタバレですが、
実は芽衣たちの組にもぐりこんだスパイだったので、
芽衣に殺されてしまうんですけどね(書いてしまった……!)。

序盤では芽衣と留華の仲睦まじい場面が出てきて、
まったく疑いもせずに読んでいました。

でもよく読み返してみたら、
芽衣と桂(二人は同じ組織のマフィア)は同じ建物に住んでいるのに、
留華だけ別の建物に住んでいたんです。
もっともこれだけでは少し弱いかもしれませんが……。

こんな具合に、芽衣の行動原理は
「大事なのは敵か味方かってコトだけ」
なのです。
そうしたハードな世界に、五本木も巻き込まれてしまったのです……。

というわけで第1話らしいつかみはオッケーな
波乱の幕開けとなった本作、これからも楽しみです。

■ギャップの激しさがステキな桂(オカマですがw)

ところで芽衣と同じマフィアの桂(かつら)というキャラですが、
普段は気のいいオカマなのに、
いざとなると冷酷非道になるギャップがステキです(笑)。

今回のお気に入りの場面は、
芽衣と桂が五本木が住む建物に越してきた時、
桂が五本木に抱きつく場面。

ここでの桂が愉快でお気に入りなのですが、
それを見ていた芽衣の

「五本木ホモなの?」

という直球な質問にも吹きました(笑)。
あ、五本木はホモではないですよ?(誰に言ってるんだw)

■最後に

それにしても、まだ15歳の芽衣が
人間の、そしてこの世の負の面だけを見て
生きているかのような様子を見ると、
なんとも考えさせられてしまいます。
年相応の無邪気さも見せるだけになおさら。

あとひとつ気になったのは、
五本木を雇ったレンタルビデオ店の店長・馬目(まのめ)のことです。
芽衣たちが越してきたときにさらっと
「こいつらとは馴染みでな」
と言っているのですが、そうなると
馬目もマフィアと関わりがあるのでしょうか……?


・『カリュクス』(岬下部せすなさん)

時は2050年、砂に覆われ
4つの独立小国家に分裂した日本。
その防衛軍に所属する青年・沢村と
花に侵食される病気にかかった少女・ナデコの出会いが、
二人の、そして日本の(世界の?)運命を変えるかもしれない、
という本作。

岬下部先生が以前「WEBコミックハイ!」にて連載されていた
『青春フォーゲット!』は日常を舞台にした作品でしたが、
本作は『S線上のテナ』(『まんがタイムきららフォワード』にて連載。全9巻)寄りの、
スケールの大きな作品といえそうです。

砂漠化が進行する上、
4つの独立小国家となった日本の行く末、
ナデコの病気、
そして沢村とナデコはどうなるのか、
などこちらも気になる要素がいろいろありますね……。

■コミカルさも忘れていません

全体的にはシリアスな作品ですが、
岬下部先生らしくクスリと笑わせて
和ませる場面もあるのが嬉しいです。

例えば、一人遅い昼食を取る沢村を
よだれをたらしてお腹も鳴らして
見つめるナデコとか(笑)。
一応沢村に食べるよう勧められますが、
マジ泣きして沢村に食べさせるところにも吹きましたw

■沢村とナデコの恋の行方は……?

謎の病におかされている
ナデコですが、
沢村と出会い、優しくされたことで
彼に恋をした模様です。

そして、偶然入り込んだ花畑にて
沢村に語りかけた言葉は実に意味深で、
このままでは二人の恋の行く末は
悲劇的なものになりそうですが……。

そして今回の終盤、
攻め込んだ敵に殺されかけた沢村を救ったのが、
ナデコから飛び出した「無数のムチのようなもの」である蔦。

舞台設定とキャラクター設定がしっかりかみ合い、
実に効果的な演出・物語展開を見せる本作には、
とても期待が持てますね。
願わくは、沢村とナデコが無事に結ばれますように。


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