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コミティア95で出会った本たち(その2)

 2011-02-17
 初めにお断りしておきますが、今回の記事に登場する作品の中には、グロテスクな表現が含まれるものがありますのでご注意ください(笑)。
 いえ、別にR18なものではないのですが(少なくとも表紙にその表記は無い)、個人的にはある程度の年齢以上でないと読ませられないなーと思うのがあるものでして。
 今まではファンタジックだったり和む作品を紹介してきましたが、今回だけはガラッと趣が変わります。こういうのも読みますよ、ということでひとつ。

(「本の名前」(サークル名・初出年月日)

○「もののけアクティベーション 0.5」(妄文社・2011/2/13)

もののけアクティベーション0.5

 冒頭のエロ及びグロテスクな表現に驚かされましたが、その後はコミカルな要素を交えながらの手に汗握る冒険活劇となります。本当は「冒険活劇」の前に「妖怪退治」と入れたいのですが、そこに行く前に「つづく」となるのでまずは入れずにおきます。
 まさにこれから! というところで終わるのが惜しまれます……。早く続きを!(笑)

 あらすじはと言いますと、町外れの廃屋に妖怪が出るという噂があるので、それを確かめようと廃屋に入り込んだ小学生たちが男たちに襲われ、女の子たちは連れ去られる。
 残された男の子たちは女性教師と共に追いかける中、先生がセクシーコスチュームのヒロインに変化して助けに向かう、というものです。
 ちょうどこれから、というところで「つづく」となるため続きが待ち遠しいです。

 冒頭こそ良い子には見せられない場面ですが、それ以降は前半は笑いも交えつつキャラの人となりが分かりやすく描かれたやり取りを経て、後半は緊迫感あふれるシリアスな展開に、という構成が見事です。
 随所に気になる謎が散りばめられているのも、先が気になる要素になってますね。

 どのキャラもキャラが立っていて存在感があります。
 個人的には、最初のうちはちょっとおバカな面を強調されているものの、終盤冷静でカッコイイ面を見せる男の子・犬巻が印象的です。
 廃屋探検をすることが決まったとき、彩夏と美咲といいことできると妄想するなどしていたのに、廃屋で男たちに襲われた後は冷静に対処してますからね。
 でも最後に、セクシーな衣装になった先生を見て鼻血を流していますから、やっぱり三枚目キャラなのかな……(笑)。

 あとがきによると、途中までしかできなかったので「0.5」とのことです。
 それもあってか、この本はオフセット本文24ページにもかかわらず無料配布でした。これ、立派にお金取れますよ。本当に。続きが楽しみです!

○「ジャポニカ自由帳31」(ジャポニカ自由帳・2011/2/13)

ジャポニカ自由帳31

 小坂先生は「花」をテーマにした4コマ5本を、重野先生は「ふららさん」シリーズで4コマ5本を発表。

 ひねりのきいたオチに唸らされる小坂先生の作品ですが、一番鮮烈だったのは4本目。
 二卵性双生児の花好きの女らしい姉と昆虫好きの男らしい弟という設定でのオチのコマは背徳感、(直接そうした描写はないですが)エロティシズムが伴っているだけに驚きました。
 2本目の叙情、3本目の微笑ましさ、5本目に漂う軽い意地の悪さも好きなんですけどね。

 重野先生の「ふららさん」シリーズは、1本目の内容が4本目とつながっている構成の妙にすごいと思ったり。時間差による二段オチとでもいいますか。
 恋人同士なのに、微妙な距離感を感じるところにもどかしさも感じるのはいつもながらですね。

○「よい子の献血マンガと細かいのまとめ」(腹痛ダイナー・?)

よい子の献血漫画と細かいのまとめ

 「ティアズマガジン95」のP&Rによれば、初めて発表されたのはコミティア94(2010年11月)の時ですかね?
 「まんがタイムきららキャラット」にて切れ味鋭いギャグ4コマ「キルミーベイベー」を連載中のカヅホ先生が、コミティアで発表された作品をまとめたもののようです。

 全6作品収録ですが、どの作品もブラックユーモアに満ちてます。P&Rでは「必ず死人が出るラスト」とありますが確かにその通りです。
 基本的には残酷だったり殺伐だったりするのですが、投身自殺する少女のお話はそうではなかったりしますけど……。いや、違うか……。

 その点では勧めにくい作品ではありますが、嫌いなわけではなく(あれば感想書きませんし)。
 どの作品も面白いですし、笑えるところがあるのですが、内容が内容だけに素直に笑えないので、自分の中での位置づけは微妙ではあります。

 ところで「キルミー~」は好きな作品なのですけど、この本を読むといかに「キルミー~」はリミッターかけまくっているかが伺える気がします。考えすぎでしょうか。
 好きな作家さんのそれまで見たことの無かった面が見えた、という意味では買って読んだ意義はあるかなと思います。
 ちょっと歯切れの悪い感想ではありますが、面白いと思ったので取り上げてみました。
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