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コミティア94でであった本たち(その4)

 2010-11-26
 コミティア94で買った本の感想もひとまずこれにて最終回。
 今回は強い和風色に擬人化キャラという設定、絵で魅せ目まぐるしく変わる展開で読ませる「鳥獣戯譚―準備―」(をん:順弐さん)の感想を。
 「準備」とはいえ十分読み応えあります。




○「鳥獣戯譚―準備―」(をん:順弐さん)

鳥獣戯譚 準備
 
 この作品を読んだ方なら分かってくれると思いますが(つまり読んでない人置いてけぼりな出だしでごめんなさい)。
 登場人物の笑顔(特にお鈴の屈託の無い天真爛漫な笑顔)と、スピード感と迫力あふれる戦闘場面の描写に目と心を奪われます。
 その意味では「達者な絵を描かれる方だなー」と感心しながら読んでいました。

 江戸時代の日本っぽい世界観を舞台に、人の姿をした「鼠族」と「猫族」が登場する、という点が面白い設定だと思います。
 猫族の盗人3人組が、鼠族の商人の娘・お鈴(商人はお鈴の叔父でもある)を金目当てにさらい、彼女を助けようとした少年(青年?)・生駒(お鈴の叔父に拾われた元スリ)と派手な闘いを繰り広げて逃げおおせる。
 お鈴をさらわれて悲しみにくれる叔父のためにも、そしてお鈴に密かに想いを寄せている自分のためにも、お鈴を助け出そうと決意する生駒――

 とここまではシリアスなお話でしたが、さらわれたお鈴側に場面が移ると雰囲気が一転、ほのぼのしたお話に変わります。
 お鈴は鼠族だけあって、持ち前の丈夫な歯と地道さで猿ぐつわも自らを縛る紐も噛み切ってしまい、あっさり自由の身に。
 自分がさらわれたのに動ずる事もなく、さらった猫族の盗人たちといっしょにかくれんぼを始める有様です(笑)。
 まあ、かくれんぼを始める盗人たちもどうかと思いますが(笑)。ちなみに3人中ひとりはさすがに頭を抱えて悩んでますけど。

 タイトルに「準備」とあるように本格的な展開はこれからのようですが、気になることが幾つかあって先が楽しみです。
 父を亡くしたお鈴が、父の弟である叔父に育てられているとか(お鈴の父が亡くなった訳も気になる。あと母親は?)、生駒の生い立ちとか(お鈴の叔父の財布をすろうとしたが失敗して、引き取られた模様)。
 他にも生駒と猫族の盗人たちの戦いの行方、猫族の盗人たち3人の素性(血のつながった兄弟では無い感じが……?)、生駒は無事お鈴を助け出せるか(こちらはあっさり開放されそうですが)、生駒と盗人たちに限らず、鼠族と猫族はやはり敵対関係にあるのかなど、気になる要素があれこれあります。
 次回も良い意味で目まぐるしい展開を期待してます。

 余談ですが。
 お鈴の明るい笑顔もいいですが、猫族の盗人の末っ子(? このキャラだけ名前が出てない)の笑顔もいいと思うのです……(お鈴に声をかける場面の笑顔が……笑)。
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