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コミティア94でであった本たち(その2)

 2010-11-18
 コミティア94にて買った本でいいなと思うものの感想、その2。
 今回は「ようちえんのミカタ」ムンチャイ・テンヤさん)を。
 4コマ商業誌にて連載されていた2作品を集めたもので、ほのぼのした雰囲気と可愛らしい絵柄が好みです。

○「ようちえんのミカタ」(ムンチャイ・テンヤさん)

 昨年から今年にかけて「まんがタイムスペシャル」にて掲載・連載された二つの作品の2in1。
 ボリュームたっぷり100ページ近くあります。

 両作品は主人公(たち)こそ違えど、同じ幼稚園を舞台にどちらの作品にも登場しています。
 ただ片方(「幼稚園ぼうえい組」)は園児たちがメインキャラ、もう片方(「ほのかしっかりしなさい!」)は先生たちがメインキャラなので、舞台と登場人物が共通するとはいえ、受ける印象はガラッと変わりますね。
 やはり前者のほうは子供たちがメインキャラなのでにぎやかで、後者はメインキャラが大人のため、大人しめな印象が。
 でも、悪い人も困った人も登場しない、ほのぼのとした雰囲気はどちらの作品にも満ちていて、その雰囲気がもたらす安らぎにも似た心地よさがお気に入りなのです。

 軽く作品紹介を。
 まず「幼稚園ぼうえい組」は、3人の園児たちが園の平和を守るために(勝手に)結成された正義の味方たち。
 自主的にといいますか、勝手にといいますか。

 メインメンバーは、元気で勝気な女の子(ツインテ)の小田切朱音、ひそかに彼女のことが好きな男の子(そのせいか朱音に振り回されがち)の荒木リョク、おっとりしてて食べ物大好きな桃井桃の3人ですが、やる気があるのは朱音ぐらいで、桃にいたっては食べ物のことしか考えていないのでほぼ戦力外なのですけど(笑)。リョクは朱音のために頑張ってるというか、ついていってるというか。

 そんな3人に「総司令」と呼ばれて勝手にリーダーにされてしまったのが、新米先生の青崎ほのか先生。
 総司令と呼ばれたきっかけは、変装していたつもりの朱音をあっさり見破ったからと他愛も無いといえば他愛ないですが、幼稚園児のすることですからいいではないですか。

 園の平和を守ると頑張る朱音ですけど、園は平和なので(ですよね)特にに活躍することも無く。
 その代わり(本当は心優しくて園児たちが大好きだけど)目つきが怖いので悪役扱いされてしまう若園長・黒井正義(まさよし)が、毎回演じに空かれるよう頑張りながらも報われないキャラとして存在感を示しています。目つきの怖さと派手な柄の服のせいもありますけど。

 朱音たちのドタバタの合間に、ほのか先生の黒井園長への恋心を思わせる場面が随所で登場しますが、つり橋効果的なものを感じるのは気のせいでしょうか。ほのか先生、目を覚ましてー!(笑)

 個人的には食いしん坊キャラ(?)な桃のまったりしたところと、(序盤で多く見られた)言葉を食べ物に結び付けて考えるのが面白くて好きです。「恋」を「鯉」は序の口で、「見回り」を「カチワリー」と言ってますからね……(笑)。

 こうしたにぎやかで愉快なキャラたちが活躍していた「幼稚園ぼうえい組」ですが、突如ほのか先生たちがメインキャラの「ほのかしっかりしなさい!」に変更されてしまいます。理由は「大人の事情」とのことですが……。さらには朱音たち「ぼうえい組」の園児たちも終盤以外は登場しないという謎仕様。
 ですが最初に書いたように、落ち着いた感じになりながらも、ほのぼのとした心地よさは変わっていないのが救いでしょうか。

 こちらは新米先生・ほのか先生の奮闘振りを中心に、先輩の桜井橙子(とうこ)先生やほのか先生の中学時代の友人(元ヤン)・アンちゃんに若園長・黒井先生が出てきて繰り広げられるコメディ。

 ほのか先生の黒井先生への片思い(?)や桜井先生の彼氏いない歴=年齢ネタが好みですか。橙子先生には不憫ですが(笑)。
 一番笑ったのは、おゆうぎの大道具作りで釘を打ちながらいつ彼氏ができるか回想していた橙子先生が、いつまでたっても彼氏が出来ないのに苛立ち、叫びながら激しく釘を打ち付ける場面。このテンションの高さが面白いです(笑)。

 後書では両作品の掲載から終了までの経緯が(かすれ気味の文字でw)明かされてますが(笑)、本来書きたかった最終回が描けなかったことも明らかにされてます。
 なるほど、中学生編まで考えられていたのですか……。

 4ページ分のおまけ4コマは「ネタバレあり」とのことですが、さらっと読んでいたので最初はネタバレの意味が分からず。
 でもよ~く読んでみると「なるほど~」と思ったのでした。そうか、朱音ちゃん……(以下略)。

 メインキャラの名前や苗字には色を意味する言葉が織り込まれていて(「ほのかしっかり~」の橙子先生も)、そのあたり「ぼうえい組」の戦隊物的正義の味方設定が生きているのですね。
 目つきの怖い若園長先生は黒井(くろい)だけあって、やっぱり悪役設定ですか(笑)。

 自分としては「ぼうえい組」のにぎやかさがどちらかというと好きなのですが、どちらの作品もみんな良い人たちが織り成すほのぼのとしたあたたかさがあり、それを楽しめるのは嬉しいことなのでした。

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