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『まんがタイムきららフォワード』2010年・1月号感想

 2009-12-17
ゲスト作の「わたしたちは皆おっぱい」(東風実花先生)の設定自体の愉快さが素敵でした(笑)。

『S線上のテナ』(岬下部せすな先生)

 デュオンの過去が語られる今回のお話。
 いつも朗らかなデュオンが見て見ぬふりをし、押さえつけていた自分の欠点やコンプレックス。
 オスティナートと出会うことで、それらをを受け入れることができるようになり、今のように自然な笑顔が出せるようになったエピソードという、静かにしてドラマチックな展開に惹き付けられました。

 今回の山場は、勉強などを頑張り努力するデュオンを、オスティナートが誉めたことで、デュオンが「生まれて初めて心から泣いた」場面でしょう。
 この出来事を機に(先に挙げたように)デュオンは自分の欠点・満たされなさを受け入れることができるようになったのですが、それがもとで、オスティナートを心から大切な人と思うようになったのも自然な事なわけで。

 少し本筋から外れるのかもしれませんが、今回読んでいて気になったのが、デュオンが努力・頑張りを重視していた事がうかがえる場面が幾つかあったこと。
 オスティナートのいる別荘で勉強をしたり、荒れていた別荘の庭を1カ月かけて手入れした場面がそれですが、これらはデュオンの考え方を具体的に表すために描かれたものかなと思ったりしたわけです。

 とはいえ、デュオンが調律師の決まりを破ったことは事実なので、彼女がどうなってしまうか……。

・「トランジスタティーセット~電気街路図~」アフレコレポート(里好先生)

 すいません、本編よりこちらのほうが面白かったもので……。
 里先生ご自身がドラマCDの脚本を書かれたのでしたか。でも2巻の作業と同時進行でかなり大変な思いをされたようです(笑)。

 先生が書かれた脚本を声優さんたちが読むわけですが、実はそれがとても先生にとっては恥ずかしいものだったそうでw
 でもそれが次第に「それはそれで気持ちよくなっていました」とありますから、不思議なものですね(笑)。

 スタッフや声優さんたちは細かい部分にもこだわり、完璧を目指す一方、先生は妥協したがっていたというのも(笑)。


 このレポマンガとは関係ないですが、ドラマCDを買って聴いてみました。
 声優さんたちの声のイメージも特に違和感はなく、お話もちょっとしたどんでん返しがあり、買ってよかったと思います。
 原作ではあまり出番の無いかがみちゃんが、後半要所でおいしいところを持っていっていたような気がします(笑)。
 秋葉原名所(?)巡り的な要素もあるこれを聴いて、思わずドラマCDに出てきた場所を巡ってしまったのはここだけの話です。
 (聖地巡礼記は……余裕があれば書くかも……)

『一年生になっちゃったら』(大井昌和先生)

 カードゲームをお話の核にすえ、山あり谷ありの展開と伊織のかっこ良さが光った今回。

 カードゲーム(バケモンカード)が流行っている伊織の教室で、カードゲームに負けてパンツを取られそうになった鈴ちゃんを救うべく、伊織と対戦相手の男子との手に汗握る描写が、躍動感があって面白かったです。

 勝負序盤から相手にダメージを与えまくり、伊織の強さを見せ付けるかと思えば、実はあまり良い戦い方ではないことをさり気なく読者にも教え、実際伊織がピンチに陥りますから。
 しかしそれは、伊織の完全勝利を印象付けるためだったという展開がうまいと思ったものです。
 勝負がついた後、男子に言った言葉は、かつて自分が犯した失敗(小学生化される前、強すぎてクラスメートから煙たがられたこと)が事前に描かれていた事で、更に印象的なものとなっています。

 ここまで爽やか展開ですが、最後に負けた男子のパンツを結女にかぶせて終わるのがこの作品らしいです(笑)。

『執事少女とお嬢様』(真田一輝先生)

 以前、ひなたと沙綺のクラスメートが沙綺にとってのライバルになったような回がありましたが、今回はひなたにとってのライバルが登場。
 しかもかなり奔放なキャラなので、面白い展開が期待できそうです。
 というか、既に面白い事になってますが。

 その新たなるライバルは、家柄と歴史のある東久世家の娘・空子。
 沙綺の父を助けた恩人でもある空子の父が、自分の子どもを沙綺の許婚とする約束を交わしていたのですが、それはまだ空子が生まれる前の話。
 ですから男だったら問題ないはずでしたが、空子は女の子ですからねぇ……w
 自分が女性でも、沙綺と結婚する気でいっぱいの空子の一直線振りが愉快です(笑)。

 沙綺はさすがに迷惑がっていますけど、沙綺の姉・沙織もふたりの結婚を許可するあたりもいいかげんですw いいんですか、沙織さんw

 そうなると、空子にとっては、沙綺に執事として仕えているひなたが邪魔な存在となるのは当然の理。
 執事として失格である点を突いたり(珈琲を淹れようとして、コーヒー豆をお湯に入れるだけというひなたにも問題はありますがw)、大金をひなたに渡すことで縁を切らせようとしますが、沙綺も黙っていられるはずも無く。

 ひなたが執事の格好をしている事から、空子がひなたを男と思っているのをいいことに、沙綺はとっさにひなたを自分の恋人と呼んで結婚を諦めさせようとするところで今回は幕引き。
 こうなると、ひなたは空子の前では男らしく振る舞う必要があるのですが、割とすぐバレるのか、しばらくバレない展開になるのかも気になります。

 あと冒頭で、ひなたたちが沙綺にセロリを食べさせようとする場面が、無駄に(誉めてます)いやらしく描かれていたのにグッときました(笑)。

『わたしたちは皆おっぱい』(東風実花先生)

 タイトルからして、一発芸的(出オチ的とも言う)な雰囲気漂う作品です(笑)。
 女の子でありながら、(大きな)胸が大好きな鎌上貴子さん。
 幼なじみの男子が不良だったり、胸の大きな女子をにらみつけているせいで、クラスメートたちからは怖がられ、避けられている貴子ですが、実は脳内では「ふかふかの胸にはさまれてふにふにしたい」と妄想しまくる愉快な女子という設定で既に愉快すぎます(笑)。

 そんな貴子のクラスに転入してきた野原紗綾が、貴子の隣りの席になったのですが、紗綾の胸が大きい事に更なる妄想を膨らませるのも自然なことで(笑)。
 沙綾と一緒に校内を案内することで親密度も増しますが、自分の性癖を知られたら嫌われるかも、という思いにもさいなまれる貴子に思わぬチャンス(?)が。
 上から落ちてきた植木蜂から沙綾を守ろうと突き飛ばした弾みで、沙綾の胸をもんでしまうのですから(笑)。

 全てが終わったと思った貴子でしたが、貴子をコワイ人と思っていた沙綾からは「全然フツーなんだね」と笑顔で言われてめでたしめでたし。
 お話の展開は割とオーソドックスですが、貴子の設定自体が跳んでいて実に愉快なゲスト作でした。

『桃色シンドローム』(高崎ゆうき先生)

 非常にシリアスな回。
 今まで時折寂しさやどこか空虚な穏やかさを垣間見せながらも、お気楽なキャラに見えたスミヤ。
 でも実の母親に疎まれた事が心の傷となっていたうえ、今回更に拒まれたことでヤケになってしまい、自らを傷つけ、モモに「ここじゃないどこかに」連れて行ってほしいと頼むくだりが実に切迫感があり、痛々しいです。

 これまでスミヤと一緒に住んだり行動していたモモたちも、結局はスミヤの心を埋めることはできていなかったというのも、実にやりきれないものがあります。
 これまでの(良い意味で)どうしようもなさから一変、シリアスな展開となったわけですが、スミヤはもちろん、モモたちが救われるお話となってもらいたいです。
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