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コミティア90行ってきました

 2009-11-18
 先日(15日)開催されたコミティア90(於:東京ビッサイト西1)に行ってきました。
 前日までは雨や曇りで気温も低かったのですが、当日は天気も良くて暖かく、絶好のコミティア日和でしたね。(「~日和」と聞くと「万かつサンド日和ね」「そうね」を思い浮かべる私です。余談ですが。)

 ここ最近は、お目当てのサークルさんプラスアルファ程度で早めに会場を後にしていましたが、今回は初心に帰り(?)全部を見て回ろうと決めていました。実際には無理でしたけど、それなりの数を見ることはできました。
 でも買った(入手した)のは少ないのですが……。
 そんな中、これいいなと思った作品をご紹介。

○「レニー・レニーの魔女」(サークル名:サブマリンサンドイッチ・上野キミコさん・発行日:2009年11月15日)
レニー・レニーの魔女

 初めて読んだ時は涙ぐみました。
 まだ「死」の概念を知らない娘の悲しみを忘れさせるため、魔法をかける「レニー・レニーの魔女」。
 小鳥が亡くなった事を忘れさせ、代わりに「きれいなレモン色の花」を鳥かごに入れて娘を返すという魔女の優しさに、私は涙しそうになったのです。

 付け加えれば、大切なものを失った時の悲しみを癒してくれたり、忘れさせてくれる「魔法」があればと思うものの、存在する事はないという現実をはっきり感じさせる事も、涙しそうになった要因なのかもしれません。

 今回も温かみのある色合いと手触りの紙質、これまた温かみあふれるイラストで、とても満足度が高かったです。

○「魔女のこどもたち-Hexen Kinder-」(サークル名:刻々卿(ClockLord)・清白レイナさん・発行日:2009年11月15日)
魔女のこどもたち

 幼い頃、魔女のディアナに命を救ってもらった役場の青年・アルベルトが、ディアナに拾われ育てられた魔法使いの青年・クルトを励ますという、連鎖する“救い”の物語。

 クルトは自分に自信が持てずにいるのですが、それはディアナが死ぬ間際に言った事にこたえられずにいると思い込んでいるから。
 でも、アルベルトが住む村の子供たちの病を治せる力は持っているのです。

 そんなクルトを救ったのは、アルベルトがクルトに伝えた感謝の言葉なのですが、その場面が印象的です。
 特に、感謝の言葉を伝えられたクルトが後ろを向いている場面は、どのような表情なのだろうと想像させられ、とても気になりますね。
 普段のクルトは、冷めた感じというかぶっきらぼうなだけに、もし涙ぐんでいたらと思うとグッときてしまいます。

 その後、クルトの元を訪れたアルベルトが、これまた魔女に拾われ育てられた女性・ララとやり取りする場面も微笑ましくて好きです。
 ララはクルトを上手く励ましてあげられなかったけど、アルベルトはクルトを励ます事ができたから。
 そこには背後に黒いものが渦巻く事などなく、とても爽やかに描かれていて好きなのです。

○「イタミイズルトキ」(サークル名:喜色満天座・石田蓮さん・発行日:2009年11月15日)
(注:リンク先は一応コミティアのサークルリストから辿ったものを載せていますが、サイト名とかは異なっています)
イタミイズルトキ

 こちらも読んでいて涙ぐんでしまった作品。
 うまくこの作品の感想を書けないのがもどかしいくらいに素晴らしいです。
 簡潔に書けないので、思いつくままに書き散らした感想などを以下に。

 一番感動した場面は、終盤、主人公である山の主・清龍が、彼女が拾った二人の少年・立樹と桐吾の姿を見て「大切にしたいのは 寄り添い合う気持ちなのかも知れぬ」と口にする場面。そして清龍が涙を流す場面にも……。

 この場面が説得力あるものとなっているのは、ここに至るまでに幾つもの印象的にして、効果的な場面が積み重ねられているからでしょう。

 ささいなことでケンカする立樹と桐吾。
 そんなふたりに、清龍が「人」という字の成り立ちを説く場面(その後の、立樹と桐吾によるまぜっかえし、及びそれに戸惑う清龍の姿は笑えます)。
 立樹と桐吾が好きだった少女が実は大蛇(翆湖姫)で、食べられそうになる場面。
 翆湖姫から逃げるものの、崖から落ちそうになる立樹を桐吾が助け、お互いがお互いを大切に思っていることが口にされる場面。
 清龍が自身の重く、暗い過去を達観した立場から思い返し、大切にしたいものをしみじみと考える場面。
 
 これらが無駄なく現れることで、私が一番感動した場面がとても印象的なものになっていると思うのです。

 そして最後、清龍に用事を言いつけられた立樹と桐吾が、自分だけで用事を済ませようとケンカして、清龍が軽く思い悩む場面で締めているあたりも、ほのぼのとした良い余韻を残すものとなっています。

 清龍と翆湖姫が、人を喰らう事をほのめかす残酷さも垣間見られるものの、全体的には優しくてあたたかみのある作品だと感じました。
 この登場人物たちで、また続きが読みたいです。

○「ESPOSITA」(サークル名:かもかすてら・鳩麦えみさん・発行日:2009年11月15日)
ESPOSITA

 最初と最後に4コマ、間にストーリー物のほのぼの作品。
 4コマではおあついというか、和む夫婦ぶりを見せ付ける若い男女が実にほんわかしています。
 ストーリーでは、この二人が出会った頃が描かれていますが、これを読むとそれなりに年の差があるような?(だんなさんは小学生ですが、奥さんは高校生か大学生?)

 前書きで「冒頭とラストの4コマと、中のまんがの関係がややこしいのですが、その辺は、今回についてはふかく考えずにお読み下さい」とあるので、これ以上考察も追求もしません(笑)。

 とにかく和める作品ですね。泣ける作品の後にこれを読むのもいいものです(笑)。
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