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コミティア84行ってきました

 2008-05-06
 5月5日のコミティア84へ行って参りました。
 前回は開催日前日に偶然知って、ぶらりと行ってみたところ、あれこれ散財しましたけど
素晴らしい作品にも出会えましたから、今回も期待に胸を膨らませて行きました。男ですけど。

 結論から言いますと、今回も収穫がありました。
 実は今回は「前回ほど買うものもないだろうな」と思っていたのですが、甘かった(笑)。
 今回も会場で販売されていた紙袋を買う事になるくらい買っていましたから。
 いくら使ったかは知りたくもありません(またかw)。

 さて、手に入れた数々の本の中から、独断と好みによるお気に入り作品たちを挙げてゆきます。

 まずはサブマリンサンドイッチの上野キミコさんの新刊です。何と2冊もあります。よくぞ頑張りましたねw

 魔法使いの誕生日&霧の国の星


 前回、偶然目に留まって手にしたところその素晴らしいお話と絵にすっかり魅了されてしまっただけに、新刊も期待してました。

 今回も実に私好みの優しく、温かみのあるお話と絵で私を魅了してくれています。
 
 まずは絵本の『魔法使いの誕生日』から。
 表紙は四角く切り取られていて、下の絵が見えるようになっています。凝ってますね。
 表紙と本文の紙質も凝っていて、本文のはうっすらと赤茶色を帯びていて手触りとともに温かみを感じるものになっています。なでなで。

 この作品は黒と紫系統の色が主ですが、余白を生かしているところも注目してしまいます。
 黒や紫系統が多いとどうしても見た目が重くなりがちですけど、余白をたっぷり使うことで重さは感じられず、明るい印象を受けました。
 もちろん温かみのある感じは今回も健在です。

 お話もまた優しくて温かいですね。
 このお話は「相手を想う気持ち」が鍵になっていると思います。
 祝う側であるちいさな魔法使いは、ありふれた小さなものしか用意できなかったけど、
相手の「500歳の誕生日を迎えた魔法使い」を祝いたい気持ちはちゃんとあったと思いますし、
 祝われる側の500歳を迎えた魔法使いも、ちいさな魔法使いが用意した贈り物には
自分を祝う気持ちが込められていることを、ちゃんとわかっていたのでしょう。

 祝う側(ちいさんな魔法使い)がささやかなものしか用意できなかったけど、相手を祝う気持ちがこもっていたといういじらしさ。
 そして祝われる側(500歳の魔法使い)が、自分のできる範囲でお祝いの気持ちを精一杯込めた贈り物を用意してくれたことをきちんと分かっていたという優しさ。
 これらの要素が上手く合わさって、「優しくて温かい」作品になっているのだと思います。
 どちらの気持ちの美しさに涙ぐんだのは、ここだけの話です(笑)。

 もう一作は漫画で『霧の国の星』
 こちらは少しばかり切なくて物悲しいところがある中に、そうしたものを吹き飛ばす爽やかさのある作品になっています。 
 表紙の紙がいいんですよ。こちらも。
 品のある感じの青っぽい色に、きらきらと光り輝くものがちりばめられているあたり、星をイメージしているのかな、と思ったり思わなかったり。

 お話のほうですけど、いろいろと考えてしまいました。
 嘆き悲しんでいるばかりでは、いい方向に向かえない。
 いい方向に向かえるようにと、主人公の男の子は行動を起こしたのだと思います。
 それゆえに、それまで登場人物たちの心にあった悲しさなどを消し去ることができたのでしょう。

 一年中空が晴れずに星も見えない「霧の街」という舞台設定や、亡くなったパパのことなどが気にかかってしまう主人公の男の子、 星が大好きだった主人公のパパ(死別)を理解できなかったこともあり、星が嫌いになった主人公のママ(だから霧の街に越してきた)に、ロケット研究で忙しいパパに会いたくて仕方が無い女の子。
 こうした何かしら心に憂いを抱えた人たちが、暗い所で星のように光る「宇宙ねこ」という生き物の存在で(正確には、主人公とその友人がたくさんの宇宙ねこを引き連れることで)、憂いが晴れてゆくという幻想的な展開は良くできていると思います。

 個人的には、「星」には「幸せ」の意味も込められているのかな、と感じましたがいかがでしょう。

 随所で印象に残る場面が出てきましたので、箇条書きですが幾つかご紹介します。

・主人公のパパが亡くなった近辺のお話。満点の星空、「パパは星に連れて行かれちゃったのってママは泣いた」のモノローグ
・主人公が、空からこぼれる「宇宙ねこ」を夢に見たところ。
 ロケット研究で忙しいパパに会えずに泣いている女の子や、亡くなったはずの主人公のパパが話しかけてくるあたり。そして、「もう星なんて見たくないのよ」と泣くママ。
 「星」は人を幸せにしてくれないのだろうか?
・主人公たちが、光り輝く「宇宙ねこ」をたくさん引き連れて街中を行進する場面。もちろん本作品のクライマックスかと。
・その直後の主人公の友人のセリフ「星ってぼくの近くにもあったんだねえ」。
 一般的な意味の星だけはなく、幸せの意味も込められている、と感じた所以。 


 ミーハーな私は、今回も本にサインをお願いしましたw
 サインのほかにも、イラスト(作品に関連したもの)とメッセージも書いていただけまして、嬉しかったですね。ありがとうございました。

 他にも面白いと思った作品があるのですが、それは後で……書ければ……(笑)。
 期待せずにお待ち下さい。
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