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『まーぶるインスパイア』(著:むねきち・芳文社)感想

 2008-02-06
まーぶる1巻表紙

 独自の濃さとゆるさが不思議な魅力をかもし出す作品です。
 興味のある方は、「つづきを表示」をクリックしてください。
・ファーストインプレッション
 実は連載当初は特に好きでもなかったんですよ。正直に言いますと。
 登場人物は色々な意味でとらえどころが無く、それほど心に来るものも無く。
 ただ、全体に漂う「独特のゆるい雰囲気」に対しては割と好感触でした。

・勢いがもたらした笑いと、作品への印象の変化
 私の「まーぶる」に対する印象は若干良い、と言う程度でしたが、ある回を境に注目度は激変しました。
 その回は「自転車レース」をテーマにしたお話。

 メインキャラの一人、「るくは」が自転車で通学途中に出会った、これまた自転車で通勤途中の中年サラリーマンを仮想敵に見立てての自転車レースを繰り広げる、と言うものです。
 この回は1話目&扉絵からして勢いがあるように感じました。
 その勢いは最後まで続き、最後まで楽しく読むことができたのです。
 (別にそれまでの回がつまらない、というわけではないです。念のため)

 きららでこの回を始めて読んだ時は笑いが止まりませんでしたからね。
 時折登場する、エロを連想させる言葉(擬音含む)もまた笑いに拍車をかけてました。

・エロさを連想させる言葉や絵で笑う
 
 恐らく作者はこの回で、作品の方向性の一つを見出したのかもしれません。
 「どことなくエロい」何かを連想させる言葉や状況で、笑いをとると言う方向を。
 ただ、それがこの作品を「妙に濃い」印象を読者に与える結果になった気がしますけど。
 
 似たような方法で笑いをとる作品に、湖西晶先生の「かみさまのいうとおり!」がありますけれど、こちらよりも「まーぶる」の方がどことなくねちっこい感じがします。
そう感じるのは、言葉だけでなく、絵的な演出からくるものがあるからかもしれません。
 登場人物のポーズとか、アングルとか。

 これ以降は、再び少女たちのゆるい会話を中心としたお話が続きますが、再び私のツボをつくお話の回が登場しました。
 「満員電車」の回です。

 会社帰りの満員電車に乗り合わせてしまった主人公たちが原因で繰り広げられる、愉快すぎる妄想ワールドが炸裂する回ですけど、これにも笑いが止まりませんでした。
 人によっては感じ方は異なるでしょうけど、私には「かなりマニアックだな」と感じさせるに充分なお話でしたね。
 
 別に主人公たちは特に何かをするわけではありません。
 ですが、彼女たちを見たり、図らずも接する事になった男性たちの哀しくも可笑しい妄想劇場がたまらなく笑えるのです。
 「満員電車内プレートテクトニクス」なんて、普通の人は考え付きませんよ。
 こうしたネタを思いついた作者は素直にすごいと思います。いろんな意味で。

 どうもこの作品に対する私の好みは、エロ関連ネタみたいです。おかしいなあ……(白々しい)。
 メインキャラたちは、別に意識しているわけでもないのに、ふと口を付いて出る言葉や、何気なく行われる動作、行動がそっち方向に向かっていることがあるんですよ。
 無意識が生み出す笑い。何て深い作品。そこが好きなのかな。

・パソコン(ネット)ネタ

 この作品のもう一つのテーマと思しきものが、「パソコン及びネット」を扱ったネタです。
 ただ、こちらはこうした方面に詳しくないと、笑いにつながりにくいかな、と言う気がします。
 単に私があまりパソコンに興味が無いからかもしれませんが。

 そういえば、この作品の本当のテーマは確か「るくは」がマイパソコンを購入する事、だったのですね。
 描き下ろしの巻頭カラーマンガを読んで思い出しました。
 パソコン購入資金を友人たちにおごる分に使ったりしているので、いつになれば買えるのか、道のりは遠い気がしますけどね。

 というわけで、2巻以降も楽しみにしてます。こちらもいつになるのかな(笑)。

○以下のページで試し読みができます。
 まーぶるインスパイア 第1巻

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