2009'09.27.23:43

『かなめもアンソロジー』小冊子感想

 小冊子収録内容の傾向を分析しようと思いましたが、今の自分には無理でしたのでいつも通りにつらつらと感想を。
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2009'09.15.20:44

『ふるーつメイド』ACT 59(「ケータイまんがタウン」)感想

 「ふるーつメイド」(寺本薫先生)の感想を書くのも久しぶりです。

 あと何回かで終わってしまうのですが、それだけにどのキャラもそれぞれ先延ばしにしていた事にけりをつける場面が目立ちます。 
 とはいえ、一成への告白という、この作品的には大事なことはもう少し先になるのですけど(笑)。

 どのメイドさんたちにも一成と一緒になれるチャンスはあるのですけど、素直になれない林檎さんが一番不利なだけに、林檎さんに頑張ってほしいと思うのでした。
 苺ちゃんは感情をさらけだせるけど、やっぱり肝心なことは言い出せませんから、応援したくなります。
 蜜柑さんは、他の二人がうらやむ事をさらっと言えるので一番有利そうですけど、まだ分りませんから陰から見守りたくなります。
 要するに三人とも応援してしまいたくなるのですが(笑)。

 今回一番ハッとさせられたのは、一成がメイドさんたちと暮らせる日々が残りわずかなことを感じたことから発せられた言葉(「いい思い出にしたいし…」)でした。
 どんな時にも終わりは来るのですけど(生きていたらいつかは死ぬことも含めて……大げさですが)、終わりを意識しないと充実した日々を過ごそうと思わない自分だけに、この場面がとても印象的なのです。
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2009'09.03.20:06

4コマ夏幾つ?(2009年度編)

 昨年、すいーとポテトさんが企画された【「これ好き」を】4コマ漫画ナツ100【さらけ出せ】が面白そうという事で参加しまして、とっ散らかった記事を書いてから早いもので1年近く経ちます。
 今年もすいーとポテトさんは企画を立てている(4コマ漫画ナツ10 〜マイナーとかこまけぇことはいいんだよ!!〜)のですが、自分にはハードルが高いな、ということで今回は見送りました。

 でも何か書きたいので、昨年の企画をアレンジしてみました。
 ルールは簡単で、昨年記事を書いて以降から、この記事を書いているまでに、新たに私が好きになった作品(単行本化されている、いないに関わらず)を挙げてゆきます。
 ですから、古めの作品(単行本)でも平気で挙がっているかもしれません。
 ちなみに昨年の記事で挙げてない作品に限ります。そのために昨年よりはだいぶ少ないです。

 (作者名50音順での紹介です)
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2009'06.30.19:09

『もっと!! 名前で呼んでください。』(くろがね堂 東方本再録集)感想

 motto
 先日はくろがね堂さんの東方本再録集の2冊目『今夜は朝までマリス砲』の感想を書きましたが、今回は再録集の1冊目『もっと!! 名前で呼んでください。』の感想です。
 なぜこちらの感想記事が後なのかというと、単に私が買った順番が「再録集2→再録集1」の順番だったからですが……。

 こちらは収録作品が4作品、ページ数も再録集2と比べると若干少ないですが、個々の作品を読んでの面白さ、感動の度合いは全く変わりません。
 やはりテンションの高いギャグに笑い、心の奥底にある大切な感情を揺り動かすお話に涙しますから。

 ではいつものように、作品の感想をば。
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2009'06.28.18:26

『今夜は朝までマリス砲』(くろがね堂 東方本再録集2)感想

 今夜は朝までマリス砲

 以前『まんがタイムラブリー』にて連載されていた鳴海柚来先生の「どこ行く?」という作品が好きなこともあり、鳴海先生のサークル、くろがね堂から出た東方Projectの二次創作ものが気になってはいたものの、入手は先送り状態が続いていました。
 そんな折、今月の半ば頃、以前出されていた東方本の再録集が2冊出るとのことで買ってみたところ、これが実に面白い。

 どちらの再録集にもいえるのですが。
 畳み掛けるように繰り広げられるハイテンションなギャグ。
 そして読む者の心のどこかにあるはずの、忘れてはいけない気持ちに気づかせる叙情的な作品。
 極端なまでにふり幅の異なる両方の作品が違和感なく収められているのです。
 今回は『今夜は朝までマリス砲 くろがね堂 東方本再録集2』(以下『今夜は〜』)の感想を書いてゆきます。

 簡単に書くつもりが思わず長くなってしまいました。お時間と興味のある方はどうぞごゆるりと。
 『もっと!! 名前で呼んでください。 くろがね堂 東方本再録集』の感想も後程書きたいです。こちらもいい作品がそろっているんですよ……。
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2009'06.07.19:01

『ただいま勉強中』2巻(辻灯子:著 芳文社:刊)

ただいま勉強中2巻
 女子高生たちがメインキャラの作品、と聞くと「華やかでにぎやか」に加え、昨今のブームを受けて「萌え」(定義が曖昧な言葉ではありますが)のイメージを持つ人も多いでしょう。
 例えば『ひだまりスケッチ』とか『けいおん!』とか。微妙に偏りがあるのは気のせいです。

 ですがこの『ただいま勉強中』は、「華やかでにぎやか」でこそあれ「萌え」要素は乏しい感じがします。
 今挙げた作品と比べても、この作品は全体的に淡々とした雰囲気が漂うようにも思います。
 絵柄にしても、キャラクターの言動にしても、必要以上に可愛らしさが強調されているわけでもなく。
 
 だからと言って、それが(少なくとも私には)マイナスになっていないのは、どのキャラクターも何かしら惹き付けるものがあるからに他ならないのですが、それが何かといわれるとふと考えてしまいます。
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2009'03.15.23:21

『トランジスタティーセット〜電気街路図〜』第1巻(里好:著、芳文社:刊)

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 現在の秋葉原を舞台に、古くからあるもの(電子部品とか)と新しいもの(萌え文化)がバランスよく混ざり合う、過渡期ならではの良さを表現しようとしている作品。
 これが私がこの作品に対して感じる事です。
 とはいえ難しく気構える必要などなく、可愛らしかったりサービス精神あるキャラクターに惚れるもよし、書き込まれた背景に実際の秋葉原に想いを馳せるもよし、笑いをベースに時折しんみりするお話を楽しむのもよしだったりします。それ自体充分すごいのですけどね。

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2009'03.13.20:35

『Recht〜レヒト〜』3巻(寺本薫:著、芳文社:刊)

rect3.jpg
 先日発売された『Rehct〜レヒト〜』3巻。
 発売日を楽しみにする一方、これで本当に終わってしまう寂しさを思うと、何ともいえない気持ちになりました。

 読み返せば読み返すほどいろんな考えが沸き起こって、まとまらなくなってしまうのですが……。
 まずはカイが無事レヒトに戻ったこと、アリスと共に歩むと決めた事を告げる場面、そして最後の最後でふたりが手をつなぐ場面を見てホッとするのを感じた事を記しておきましょうか。
 嬉しそうなアリスと照れているカイと対照的ではありますけど、これまでの流れからするとこうなるでしょうね。
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2009'01.18.12:59

『メルヘン父さん』1巻(吉田美紀子:著、芳文社:刊、2008年)

メルヘン父さん01
 一見さえないけど、その活躍ぶりを見れば見る目が変わらずにはいられない、それが本作の主人公である“お父さん”です。ちなみに名前は無いみたいです。

 普通「父」という役割における活躍とは、会社で仕事をバリバリこなし、家では家族を大事にする。そんなイメージがありますが、本作のお父さんは先の要素を満たしながらも、ひとつだけ決定的に異なる部分があります。
 それは、彼が“専業主夫”だということ。つまり彼にとっての職場は会社ではなくて家(家庭)なのです。
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2009'01.17.23:54

『Toらいん・あんぐる』Vol.1(神崎りゅう子:著・一迅社:刊・2008年)感想

Toらいん・あんぐる01
 本来は重めのテーマ(後述)が背景に横たわる作品のはずですが、そうしたことを忘れるほどに笑えて楽しめる作品となっています。

 主人公の夕雅は見事な体型(グラマラス)の女性ですが、亡き父に男同然に育てられたために、自分を男と思い「漢」に憧れるキャラとして登場しますし、夕雅の異母兄・蒼麻は加減できないほどの怪力ゆえに、女性を傷つけてしまうのではという不安に駆られるキャラとして描かれています(それでいてぬいぐるみなどを手作りする女性的なところもある)。

 つまり、見た目と感性が男女入れ替わった兄妹の、ぎこちなさが生む愉快なやり取りが本作の笑いの中心だと思います。
 そこに、主人公たちの同級生や友人がうまく関わり、お話と笑いのバリエーションを広げることに成功しています。
 例えば、夕雅の同級生・遠音(おとね)あんずは優等生キャラとして登場するも、夕雅のマイペースぶりに振り回され、ツッコミキャラになってしまいました。
 同じく夕雅の同級生・新見杏慈恵(にいみあんじえ)は腐女子キャラとして、その思考を活かした言動で周囲を戸惑わせます。若干フリーダムなキャラでもありますね。
 他にも蒼麻の同級生・遠音つばきは、見た目と裏腹の黒さを発揮していますし。
 こうした愉快なキャラクターたちが、笑いを生み出して作品を彩っているのです。

 こうなればもう普通にコメディとして気軽に楽しみたくなるのですけど……。
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